マッチング考察……のページ?

SWDCにおいて、重要な役割を見せるのが「マッチング」となるシステムです。

実は法則を掴んだりすると、意図的に10人マッチングを引いてみたり、あるいはその逆も引くこともできます。

ここではそうしたマッチングについて独自に考察したページということにします。

 

2021年4月30日にオンラインサービス終了となるため、思い出ということでページを残しました。


ベースはライセンスグレード

基本的に全国対戦である本戦やイベントレースでは、ライセンスグレードに応じてマッチングするようになっています。

わかりやすい例としてXグレードのドライバーは初心者と当たらないということです。

初心者は初心者同士、XバトルはXグレード同士であることがほとんどです。

 

おそらくグレードからプラスマイナス2~3ぐらいの幅でマッチングするような気がします。

自分がXグレードであれば、SS、S+、Sまでがマッチングしやすいと思われます。 

このためS+グレードやSグレードが一番マッチングしやすい可能性があります。

(A、B……最大でDグレードぐらいまで自力で引けるかもしれないという意味合いもある)

本戦をするとグレードが上がるので、イベントレースでは「グレード固定」が役に立ちます。

 

以前まで初心者詐欺とも言われ、特にイベントレースでの「名前大喜利」等もあったので、公式が対策をしたものと思われます。

ただ場合によってはXグレードなのに初心者やFグレードとマッチングすることもあります。

マッチングの制限時間等で条件が変動している可能性もあるが、詳細は不明)

 

ちなみに初心者からS+グレードまでは5000円程度で出来ます。

S+になればほぼ確実ですし、それでもダメなら追加1000円以内でSSにもなれます。


連戦は3~5回?

なぜかは不明ですが、同じドライバーと連戦する回数に制限がかけられているようです。

特に勝利・敗北の回数によって決まるらしく、先に3勝するか3敗するかで連戦が解除される……みたいです。

 

……でも実際のところ6連戦してみたりとかもあるのでよくわかりません。

ただ1度ハズレた後に再び合流することは可能なので、もう1度マッチングし直すのも手でしょう。

また、ゲームオーバーになってまたプレイするとこのカウントがリセットされるかもしれません。


2倍とXバトル

本戦なんかでは特に人を引きつける要因として「ベースポイント2倍/Xバトル対象ラウンド」となるものがあります。

基本的にこのラウンドに入ることで、時間帯がおかしくない限りは高確率でマッチングします。

例え初心者等であっても、ベースポイント2倍ということで選ぶので、確率もそこまで落ちません。

 

ただしXバトルには「-96」というメンタルダメージがあるため、一部のドライバーはその次のラウンドや、前のラウンドを選ぶことがあります。

ただしここのラウンドはマッチング率が恐ろしく減るので、別の用途で選ぶべきです。

(本戦での継続ポイント、アイテム取得のためのポイント稼ぎ等ぐらいには使えます)

対象ラウンドの「ずれ」

対象ラウンドについては、以下のテーブルで回っています。

時刻

xx:00~09

xx:30~39

xx:10~19

xx:40~49

xx:20~29

xx:50~59

ラウンド 1 2 3

ラウンドは「メインメニュー/コンティニュー」の画面が表示された時刻で決まるようです。

このため決定のタイミングによっては1つラウンドがズレたXバトルになることもあります。

(ずれるパターンは「先マッチ」と「後マッチ」のパターンになります)

  • 先マッチ(先に部屋を作ったら他が入ってきちゃったパターン)
    • 10分にメインメニューを表示、ラウンド2を選択:自分はXバトルになる
    • 19分にメインメニューを表示、21分にラウンド3を選択:自分はXバトルにならない
  • 後マッチ(既に合った部屋にたまたま入っちゃったパターン)
    • 10分にメインメニューを表示、ラウンド1を選択:自分はXバトルにならない
    • 19分にメインメニューを表示、21分にラウンド2を選択:自分はXバトルになる

なおこれは「自分はXバトルになるならない」の話となります。

自分がXバトルじゃないと言っても、マッチングした側はXバトルになっている可能性があります。

 

先マッチだと入ってきたドライバーはXバトルになっていないパターンが多いです。

逆に後マッチだと既に入っているドライバーはXバトルになっているパターンが多いです。

(後マッチで自分より後に入ってきたドライバーはXバトルになっていない可能性が高いです)


時間帯と曜日

ドライバーのベース人数は、主に時間帯と曜日によって決まることがほとんどです。

よく集まる傾向にあるのは以下の曜日・時間帯になっていることが多いです。

  • 平日:午後4時~9時(16:00~21:00)
  • 休日:午前11時~午後7時頃(11:00~19:00)

あくまでも上記は一例で、「特定の時間帯」が分かっていればそれを狙うこともできます。


最大待ち時間

アーケードゲームには各画面に「待ち時間」となるものがあり、『SWDC』も例外ではありません。

(無いと100円で24時間ずっとその画面で待つので、インカムが大変なことになります)

 

以下は『SWDC』の待ち時間となります。

「既にカードを持っているドライバー」を想定するので、ネームエントリー等は記載していません。

  • トップメニュー

表記上は180秒ですが、車両変更の画面を表示することで+30秒以上もたせることができます。

あまり好まれない行為でもあるので、どうしても合わせたいときに使う程度にしておきましょう。

(使わなくてもたっぷりと時間はあるので、そこまでする必要性は無いかと)

  • 本戦ラウンド選択

まちまちなところはありますが、10~15秒の待ち時間があります。

公式マッチングではこの画面の制限時間等を気にして入る必要があります。

  • マッチングタイム

こちらはもっとまちまちですが、80~120秒程度の待ち時間となっています。

ただしこれは「自分がホストになった部屋での最大待ち時間」となります。

よって自分が部屋入るジョイン側の場合、上記の待ち時間より少ない値となることがほとんどです。

最小で5~10秒程度で部屋に入ることができるようです)

 

また自分がホスト側でも、5秒以内にマッチングが入ると、数秒程度の時間延長が発生します。

おそらくジョイン側の準備によるものなので、それ以上のマッチングは無いと考えるべきです。

  • イベントレース選択

イベントレース選択画面でも60秒の待ち時間が存在しています。

もちろん車種選択で+30秒以上もたせることもできますが、そこまでしてやる意味は無いかと。

 

ちなみに初回プレイ時のオープニングで20秒はかかるかもしれませんので、油断しないように。

(特に公式マッチング時はこれを忘れてできませんでした、という人が非常に多いので要注意!)

  • リザルト画面

ノースキップでリザルトをすすめると60秒以上かかるようです。

公式マッチングではボタン連打による超高速リザルトスキップを行っているようです。

  • コンティニュー画面

一応表記では30秒とありますが、コインを入れるごとに30秒まで代入されます。

当然それだけお金もかかるどころか場合によっては連コになるかもしれないのでやめるべきです。

 

ちなみに電子マネーだと「+5秒の空走時間」が発生するため、マッチングイベント時はそれも考慮する必要があります。

(うっかり電子マネーでマッチングずれたというケースは度々あります)


走行ラインについて

全国対戦におけるCPU以外のライバル車の走行ラインですが、基本的にラインは固定されています。

というより店内対戦以外では走行する場所があまり変わることはない設定となっているようです。

(店内対戦ではある程度ライバル車の位置まで反映される仕様となっています)

 

このため全国対戦ではライバル車の走行ラインから外れつつ、無理に前に出ちゃうという戦略も取ることが可能です。

特に『湾岸』などのバチコン技を曲がるために使うこともあります。

むしろライバルの後ろにつくのはラグの観点で危なすぎるなんてこともあります。

 

また減速してでも前に出ると、向こう側で通信した時にラグで「急に前に超加速したけどいざ前に出たら等速になるまで急に減速した」という事象が発生しやすくなります。

プレイヤー間で「アイムショリ」やら「ラグパンチ」などと俗称される現象です。

(ちなみにアイムショリの由来はちょっと面白い理由があったりします)

 

分かりやすい現象例として、SUGOの馬の背があります。

外側の草から超突っ込み重視で突入して前に出て無理にインへ入ると多少減速するものの、

イン側に入った時に右側から後ろの車が押してくれるのでベストラインに戻りやすくなります。

そのままベストラインを保ちつつ後続車をブロックしながら立ち上がると、向こう側では「急に前に出たけど速度が低い状態」で適用されます。

そしていきなりすぎてあまりにも遅いため、予測でもしないと避けきれずに激突して減速します。

なので馬の背ではそうした駆け引きがあるかもしれないことを念頭に置く必要があります。


ヤバマッチとは

N121MTは、ほぼほぼ毎回のようにヤバマッチとなるマッチングを引くようです。

単に言えば「明らかに自分より技量が高く、勝てるわけがないマッチング」となるものです。

(実際にはN121MTの技量が低すぎるので、全部がヤバマッチになるという皮肉もありますが)

 

単語としての「ヤバマッチ」は以下の意味で使われるようです。

  • 10人マッチング
  • 何も打ち合わせしていないのにランカーを引き当てる
  • 名物ドライバーと遭遇する

まさに「やばいマッチング」だからヤバマッチ、ということです。

(ちなみに単語そのものは別なドライバーが考えたものです)



マッチングずらしについて

こうしたヤバマッチを回避し、無料プレイや2000ptを確実に狙うためのマッチング戦略として「マッチングずらし」となるものがあります。

一応、上記以外にもメリットはあって、N121MTは以下の理由でずらすこともあります。

  • 他マッチングがどうなっているかの偵察(マッチングで1周して戻ってくるので)
  • 固定マッチングとは違うマッチングのドライバー交流
  • マッチングがずれてしまったドライバーのピックアップマッチング(次マッチングで合流とか)

ただいずれにせよ、「意図的なマッチングずらし」はあまり好まれないことが多いようです。

特に負けてからずらすのは好まれないため、少なくとも2回ほどはマッチングすべきです。

最大待ち時間の悪用と無意味さ

上記の待ち時間を悪用して、マッチングを確実にずらすという戦略もたしかにあります。

しかしマッチングをずらしてもその次でまたヤバマッチなんてのはよくあります。

(N121MTはミモザ級の腕前なのでいつまでたってもヤバマッチですが)

 

場合によってはそのヤバマッチも外すことも想定した戦略もあるといえばあります。

しかしそこまでやると「1レース分を損する程のずらし時間」になってしまいます。

正直、そっちのデメリットの方が痛すぎるので、純粋にコンティニューする方が良い気がします。