通常、『SWDC』に限らずどのゲームでも、画面前には何も物は置かずにプレイするはずです。
というのも置いた物が見事に視界を遮って不利な状況になりやすいためです。
現実世界も「前方視界基準」でフロントの視界を遮る物は設置してはならないと決められています。
ところが画面前にアイテムを置いて視界が遮られた状態でそのままドライブするというプレイスタイルが存在します。
音ゲーにおける「HIDDENプレイ」ならぬ、「ヒドゥンドライブ」と呼ばれるものです。
もともと、ぬいぐるみ等を一個だけ置いて走るというプレイスタイルは昔からありました。
ただしそれは「そのドライバーだよ」という一種の名札的な役割も果たしており、視界を遮る等の意味合いはありませんでした。
N121MTも知ってか知らずか、稼働初期からぬいぐるみを一個だけ置いて写真を撮ったり、そのまま走っていました。
そんな中、Twitterにてペットボトルや被り物などを置いたまま走るというプレイ動画がアップロードされました。
この動画から着想を得て、ペットボトル等の置物を全てぬいぐるみに変えた「ぬいぐるみチャレンジ」を生み出しました。
(ノリとしては「俺はぬいぐるみを持ってるから同じようなことできるんじゃね」という感じです)
そこから更に「有名ドライバーの色紙」やフィギュアそのものを置く「祭壇」という派生スタイルまで生み出されています。
このページではその「ぬいぐるみチャレンジ」を紹介していきます。
ヒドゥンドライブという呼称のは、統一する呼称があると良いということで勝手に呼んでいます。
そもそも「ぬいぐるみチャレンジ」という単語自体も勝手に作られたようなものだったりしてます。
一応このチャレンジにおける公認等は特段明記されていない状態ではあります。
しかしチャットスタンプとして「ぬいぐるみ大好き」が2019年10月15日に配布されています。
(スタッフからも「次は更に数を増やしてほしい」という意見も頂いています)
チャレンジの方法としては簡単で、『SWDC』のモニター前にぬいぐるみを置き、
ぬいぐるみを置いた状態のまま本戦や予選をプレイするだけです。
ぬいぐるみのサイズや配置する場所、個数については自由。
標準は「軽く抱っこできるサイズで、左か右の端っこに1個置く」のが多いようです。
詳しいルール等については「チャレンジルール」に記載しています。
なお、「過激なぬいぐるみチャレンジ」については自主的に規制をかけています。
大型は1体、小型のものでもSWDCのドライバー数に合わせたものが最適となります。
(以前大量のぬいぐるみを載せた際、外から見た人がえらく引いていたため)
また大会等のぬいぐるみチャレンジも「本気でない」と判断されるため規制対象とはなります。
当たり前ですが、現実世界でのぬいぐるみチャレンジは違反行為なので真似してはいけません。
前述したように視界不良を起こすのはNGなので、安全運転のためにも置かないように。
全て「チャレンジの歴史」に記載しました。
サービス稼働時期の様子を見ると、どうもぬいぐるみ等のアイテムを置いて走るドライバーが一定数居たようです。
特にアルティメットぬいぐるみチャレンジ後、同レベルでのチャレンジも増えています。
またぬいぐるみによる精神安定などの新しい研究も行われていることもあるんだとか。
(喫煙者で言うところのタバコがぬいぐるみではないか、という意見もあった)
ミームの普及については、既にN121MTは制御することができないと判断していました。
万が一の際が起きても、止めようにも誰にも止められないと諦めています。
何度かN121MTは「謎の責任感を感じる」のか、時々負い目になることも……。
(SWDCオフィシャルにツイートされてからその責任感がもっと感じるようになってます)
現在はサービス終了した関係で落ち着いていますが、それでも時より話は上がるみたいです。
ほとんどのドライバーは「よく見えるな」という声を上げています。
SWDCオフィシャルも「ほとんど見えない……」と視界不良のインパクトが第一印象。
この視界不良という異常事態に、さも平然と走り回れる異常光景もあり、そのレースで優勝してしまった日にはドン引きされることもあります。
異常に異常を重ねれば日常にはならず、単に異常が2乗されただけです。
ある種、エンジョイスタイルの極端な例なので、ガチ勢からの批判も受けています。
ただ実際にチャレンジしたドライバーからも、「これが出来るのはすごい」と好評価する声の方が多いのも事実です。
どうもこの姿勢が店側に影響が出たのか、大会によっては特別賞まで作り出す事態にも。
ここまで普及した理由としては、アニメやゲーム好きなSWDCドライバーの存在や初音ミクなどの痛車参戦が関係していると推察しています。
そうだとしてもここまで増えた説明としては足りず、まだ何かあるとは思います。
ときよりタイミングを見つけてぬいぐるみチャレンジについての意見を求めることがあります。
これを「効果測定」と呼んでおり、知名度と好感度の観点で評価しています。
有力なドライバーからオフィシャルまで「ぬいぐるみ」の人であると認識されています。
(オフィシャルは広報スタッフ、なんとスーパーGTドライバーの平手晃平選手も知っていた)
実際N121MTと会った人間もほとんどその認識で、チャレンジ希望の人間も居ました。
チャレンジについてはまさに「賛否両論」という言葉がふさわしいという状況です。
真似するほどの賛成派も居れば、本気でお叱りリプを送る反対派も居ます。
中間の意見も「イベントやロケーション等の限定許可」や「面白いだろうけどこれは認めてはならない」と千差万別です。
N121MTの見解としては「これは一芸の一種であり、常態化するものではない」とし、日常ではやらないようにしています。
いわば公式イベントでの競技と競技の間に行う「パフォーマンスショー」で行うものなんです。
今後の方針についてもその方向性になっており、ゲリラ的なチャレンジはかなり減りました。
なおN121MTのレーシングスピードとぬいぐるみの量は無関係となります。
あってもなくても技量的な問題で遅いのは確かです。
一応、限界テストは何度か実施していますが、レーシングスピードの差異は誤差の範囲でした。